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着物は繊維なので「永久使用」は出来ないが【永久保存】は出来る

黒留袖を額装

振袖を額装

七五三の着物を額装

2017/06/09

着物をリメイクする理由は大きく分けると2つあります。

① 着ない着物を「有効活用したい」
② 着ない着物を「記念として残したい」

有効に活用するという意味では、洋服やバッグなど”普段使用するもの”にリメイクするのが一番です。

でも、大切な想い出として末永く(数十年単位で)残したいなら使用するものはダメです。
何故なら、使用すると傷むからです。

着物は「繊維」で出来ています。必ず劣化します。
着物は「色を染めて」います。必ず色抜けします。

もちろん使う頻度にもよりますが、
週に何回も使うなら5~10年で劣化・色抜けが目立つようになる可能性は高いです。
(着物のように年に何回か使用する程度であれば何十年ももちますが)


劣化・色抜けをする原因は何でしょうか?

色抜けの原因は「紫外線」です。
劣化の原因は、「乾燥と湿気の繰り返し」「汚れ」等です。

でも外で使用する以上、これらは避けられません。
【劣化=使用した回数】なのです。

これは着物リメイクに限らず、何でも同じですね。

極端な例ですが当店の暖簾で検証した記事がこちらです
紫外線の着物生地への影響をお店の暖簾で説明します


では、「想い出として末永く(50年単位で)残したい」場合、
着物リメイクでは、どんな方法があるでしょうか?

答えは、観賞用として作るという事です。
当店でいえば、フラワーやテディベア等ですね。

でも、ちょっと待ってください。
確かにフラワーやテディベアは使用するものではないので劣化は遅いですが、色抜けはします。

原因は「昼の窓からの紫外線」と「蛍光灯」です。
蛍光灯の光には紫外線が含まれており、徐々に色抜けします。(数年単位で)
実は、毎日見ているから気づかないだけなのです。

 店内の蛍光灯で検証した記事がこちらです
 刺繍のある着物や帯の最大の敵、「紫外線」


で、「永久保存」したいなら、方法は一つしかありません。

額装にすることです。

ただし、ここで言う額装とは
「どこかで額縁を買ってきて自分で(素人判断)で額装する」のではありませんよ。

きちんとした額装の専門店に依頼をします。

きちんとした額装は簡単な作業ではありません。
いろんな専門知識に基づく特殊な工程があるのです。
例をあげると「裏打ち作業」などですね。(説明は割愛します)

この本物の額装をすることで、着物生地を想い出として半永久的に保存することが可能なのです。

紫外線はUVカットアクリルガラスにより遮断できます。
生地の劣化もかなり防げます。


本当に大切な想い出の一枚を
着物のままでは一生箪笥の中なので
目につく場所で記念として、また観賞用として
半永久的に保存したいのなら…
リメイクではなく
【本物の額装】にしてください




PS.

写真は、過去のオーダー例です
当店で加工して、額装専門店で額装してもらいました
どれも重厚感があり、素晴らしいです

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